【有料級】AIを「熟練の先輩」に変える、具体的な課題解決の作法
えーとですね、ここからは少し具体的な「やり方」の話をしましょう。 これ、正直言って有料級の内容だと思って聞いてください。 何かトラブルが起きたとき、例えば「工作機械が壊れた」とします。 経験のある人間なら「たぶんあそこが怪しいな」と目星がつきますが、実はその「経験則」、今やAIも持っているんですよ。
まずAIにこう聞くんです。「こういう状況で機械が止まった。考えられる要因を、確率の高い順に10個挙げてくれ」と。
AIはネット上の膨大な事例を学習していますから、我々ベテランが辿り着く見解とほぼ同じ、精度の高いリストを一瞬で出してきます。
百聞は一見にしかず――「AI画像診断」で現在地を特定する
ただ、リストだけではまだ不十分です。 ここで「百聞は一見にしかず」。スマホで現場の写真を撮って、AIに投げるんです。 「この画像を見てくれ。さっきの10個の要因のうち、どれが一番怪しいと思う?」 そうするとAIは、「この部品の焼け焦げ方が怪しいですね」「こっちの配線が緩んでいる可能性があります」と、優先順位を書き換えてきます。 これはまさに、現場で「先輩、これ見てくださいよ」「おう、そりゃここが原因だよ」とやり取りするのと同じ。AIを「熟練の先輩」として使いこなすわけです。目的地にたどり着けないのは、あなたの「現在地」が不明だから
ここで一番大事なのは「検証」です。 目的地に行くには、まず自分の現在地を知らなきゃいけませんよね。私が昔、膝の怪我がなかなか治らなかったのは、自分の体の「現在地」を正しく検証できていなかったからなんです。AIは「検証のやり方」を教えてくれます。「テスターをここに合わせて、電圧を測ってください」と。 でもね、実際にテスターを持って、正しく測定するのは「あなた」なんです。
テスターの使い方も知らない、前準備もできない。それではAIがどれだけ優秀でも、一歩も前に進めません。
